英語のスピーキングでなかなか言葉が出てこなくてお悩みですか?
この記事では英語のスピーキングで、1秒以内に話始められるようになるための英語脳スイッチをつくるための6つのステップについて解説します。
この記事を読むとスピーキングの時に日本語を介さずに英語のまま考えられるようになる方法がわかります。
英語で考えられるようになると、詰まることが少なくなり、会話がスムーズになります。
英語のまま考えられる英語脳スイッチを作るための6つのステップ【英語のスピーキング上達の基礎】
![](https://english.lapislabo.com/wp-content/uploads/2021/08/hand-944307_640.png)
英語を話す時に、英語のまま考えて話せるようになるには、脳内に英語用のスイッチを作る必要があります。
今は日本語から英語を考えていると思いますが、これでは詰まってしまって、会話が追いつかなくなります。
英語を話す時は英語用のスイッチを入れて、英語のままで考えて英語で話すようにできると、相手に伝わりやすくなります。
英語で考える英語脳スイッチを作るための6つのステップは、
・ちょっとぐらい間違えても、変でもいいんだと割り切る
・メールで文章を書けるようになる
・基本の表現を使い倒す
・できるだけ簡単な単語を使う
・できるだけ簡単な文法を使う
・英語で反射的に答える練習をする
です。
では順番に解説していきます。
ちょっとぐらい間違えても、変でもいいんだと割り切る
![ちょっとぐらい間違えても、変でもいいんだと割り切る](https://english.lapislabo.com/wp-content/uploads/2021/08/woman-2593366_640.jpg)
英語で考えてスピーキングするための英語脳スイッチを作るためのステップ1は
ちょっとぐらい間違えても、変でもいいんだと割り切る
もしかして、あなたはこう思っているかもしれません。
![あなた](https://english.lapislabo.com/wp-content/themes/cocoon-master/images/woman.png)
・英語を間違えたら恥ずかしい
・変な英語だと思われたら恥ずかしい
・流暢に英語を話せないと恥ずかしい
実はこのきまじめさが一番日本人が英語が話せない原因の一つだと感じています。
結論から言うと、
ちょっとぐらい間違えても、変でもいいんだと割り切る
ぐらいでちょうどいいです。
所詮あなたは英語圏の人から見たら外国人です。
外国人が日本語を話すのを聞いて、「この人、変な日本語だな」って思いますか?
少しでも話せたら、「日本語上手だね」と思うでしょう?
たまには意地悪な人もいるかもしれませんが、そんな人のことは気にしなくて大丈夫です。
![外国人は日本語話せますか?と聞くとYESと答える](https://english.lapislabo.com/wp-content/uploads/2021/08/tokyo-2443311_640.jpg)
ちなみに、日本に遊びに来ている外国人に
「日本語話せますか?」と聞くと、
「Oh yes! Karaoke, Ninja, Sushi!」とか
もう少し慣れている人なら
「スコシィ、ワカリマース!」
と答えてくれます。恥ずかしがるどころか、むしろ自信満々です。
日本人に「Can you speak English?」聞くと
「あいきゃんのっとすぴーくいんぐりっしゅ」
って答える人が9割ぐらいだと思いますが、
これって、しゃべれてますよね。
I speak English but It’s not fluently. (話せますが、流暢ではありません。)
ぐらい言っておいて大丈夫です!
メールで英語の文章を書けるようになる
![メールで英語の文章を書けるようになる](https://english.lapislabo.com/wp-content/uploads/2021/08/woman-1851464_640.jpg)
英語で考えてスピーキングするための英語脳スイッチを作るためのステップ2は
英語の文章が書けるようになることです。
英語で全く話せない人は、まずメールなどの文章を書く練習が効果的です。
「メールは書けるんだよね」という方は次に進んでください。
相手に伝わる英語の文章を書く練習なので、できれば相手がいるメールやLINEなどがベターです。
メールを送る相手がいなければ、日記でも構いません。
スピーキングのために書くことからはじめる理由は、
英語は書く方が時間をかけて考えられる分、簡単だからです。
スピーキングはその場で話し始めないといけませんが、メールなら、少し時間をかけたり、使う単語を考える時間もあります。
メールを書く内容は相手が誰かにもよりますが、外国にいる日本語を教えて欲しい人と繋がれたりするとお互いに教えあえるので、ちょうどいいですね。
まずは英語で何かを伝えることに慣れることから始めましょう。
基本の英語表現を使い倒す
![基本の英語表現を使い倒す](https://english.lapislabo.com/wp-content/uploads/2021/08/kettlebells-1677217_640.jpg)
英語で考えてスピーキングするための英語脳スイッチを作るためのステップ3は
基本の英語表現を使い倒すことです。
実は難しい言い回しは全く必要ありません。
よくビジネス英会話の講座や本などで出てくるような、気の利いたややこしい言い回しは使わなくてOKです。
最低限、相手に失礼にならない表現を使って話せるぐらいになっておけば十分です。
大切なことは
仕事で使う英語なので、
・相手にこちらの意図が正しく伝わること
・最低限、失礼な感じにならないようにすること
の2点です。
最低限覚えておきたい基本の英語表現については
スピーキングの英語表現、基本の15選【これだけはマスターしたい仕事や日常でよく使う丁寧な表現】の記事で解説します。
できるだけ簡単な英単語を使う
![できるだけ簡単な英単語を使う](https://english.lapislabo.com/wp-content/uploads/2021/08/paper-623167_640.jpg)
英語で考えてスピーキングするための英語脳スイッチを作るためのステップ4は
出来るだけ簡単な単語を使うことです。
馴染みのある簡単な単語を使うことで言葉が出やすくなります。
難しい単語を知っていることは、もちろんプラスにはなりますが、
使えなければ意味がありません。
例えば
彼は去年IT会社を設立した。と言いたいとします。
「会社を設立する」ってなんて言うんだっけ?と思った人は要注意です。
設立する=establishという単語を使い慣れている人なら
He established an IT company last year.
と、パッと出てくると思いますが、
出てこない場合は、もっと簡単な自分の知っている言葉に言い換えてしまうことで、
「えーっと。設立するって何だっけ。。」と固まってしまう時間を短くできます。
簡単な(知っている)英単語になおすことで、より簡単に話すことができます。
![簡単な(知っている)英単語になおす](https://english.lapislabo.com/wp-content/uploads/2021/08/bulb-40701_640.png)
「設立する」単語の代わりに「始める」という単語startを使って
He started IT business.
なら、中学1年生の単語で話せます。
厳密には「会社を設立した」とは言っていませんが、意味は十分通じます。
通訳や翻訳の仕事で英語を使っているならこれではダメかもしれませんが、
そうでないなら正しく伝わればOKです。
英語が話せない人の9割は
「日本語を英語に変換する時に、知らない英単語を使おうとして言葉が出てこない」
です。
自分が知っている単語に置き換えて考えるようにすれば言葉が出やすくなるので、ぜひお試しを。
できるだけ簡単な英文法を使う
![できるだけ簡単な英文法を使う](https://english.lapislabo.com/wp-content/uploads/2021/08/grammar-389907_640.jpg)
英語で考えてスピーキングするための英語脳スイッチを作るためのステップ5は
出来るだけ簡単な文法を使うことです。
単語と同じで文法もできるだけ簡単に、短く話した方が伝わりやすくなります。
世界中でベストセラーになった彼が書いた本は400万部売れたと聞いた。
と英語で話す場合はどうしますか?
I heard that he wrote the best seller book that was sold 4 million in the world.
という感じでサッとでてくるなら問題ないですが、
種類の違うthatが2回も出てきて難しい文章になってしまいました。
こういう長い分は無理して一文で話そうとすると組み立てが大変ですよね。
なので、分解しましょう。
I heard his book was best seller.
It was sold 4 Million.
超簡単になりましたね。でも意味は十分通じます。
長い文章は相手にもわかりにくいので、きちんと話せたとしても聞き返されてしまうこともあります。
2回ぐらい聞き返されたら、心が折れそうになります。
できるだけ簡単な文法で短い文章で話すようにしましょう。
英語で反射的に話す練習をする
![英語で反射的に話す練習をする](https://english.lapislabo.com/wp-content/uploads/2021/08/communication-1015376_640.jpg)
英語で考えてスピーキングするための英語脳スイッチを作るためのステップ6は
反射的に英語で話す練習をすることです。
反射的に英語で話すためにはトレーニングが必要です。
トレーニング方法としては下記の3つがおすすめです。
・無料アプリ
・有料アプリ
・カランメソッド
反射的に英語で話す練習をすることで、英語で考えるようにしていきます。
無料アプリ
日常英会話表現
ネイティブが使う72表現を練習できる無料アプリです。
日本語が表示されて、それを英語で言う練習や、発音が正しくできているかチェックする機能も付いていて、無料なのに優秀です。
惜しい点としては、日本語と一緒に英語の一部が表示されているところです。
設定では英文の表示は変えられないようなので、
慣れてきたら画面を見ずに英語を言うようにすると、全部自分で考えることになるので、さらに練習になります。
有料アプリ
スタディサプリENGLISH(新日常英会話コース)は有料なだけあってコンテンツが充実しています。
無料のだとすこし物足りない、もっと楽しく、確実に伝わる英語を身に付けたいという方はスタサプがおすすめです。
スタサプは最短3分の隙間時間で英会話の力がつきます。
ドラマ仕立ての動画800本というコンテンツの質、量を考えると月々2100円は格安です。
月々6500円で、24時間外国人講師と話し放題のプランも選ぶことができます。これもオンライン英会話スクールと比べてもお得感があります。
7日間の無料お試し期間があり、合わないなと思ったらそこでやめられるので、リスクはゼロです。
逆に7日間だけでも無料で使えるので、トライしてみないと損です。
もう少しレベルを上げたい人は
カランメソッド
オンライン英会話のネイティブキャンプ 最近CMでもよくみるようになりました。
カランメソッドは反射的に正しい英語で言葉を返すトレーニングができます。
レッスンはずっと喋りっぱなしになるので、結構きついですが、自分のレベルに合わせてマンツーマンで対応してくれるので、英語の筋トレだと思って続けていくと良いです。
ネイティブキャンプは月々6480円で24時間レッスン受け放題ですが、
カランメソッドと予約レッスンだけ1回あたり50コイン(100円相当)かかります。
今なら5000円相当のコインがもらえて、1週間お試しができるので、お得です。
英語のまま考えられる英語脳スイッチを作るための6つのステップ【英語のスピーキング上達の基礎】まとめ
![](https://english.lapislabo.com/wp-content/uploads/2021/08/button-2025915_640.png)
言いたいことがすぐに英語で出てくるようにするには、英語のまま考えられるようにすることが近道です。
英語で考える英語脳スイッチを作るための6つのステップは、
・ちょっとぐらい間違えても、変でもいいんだと割り切る
・メールで文章を書けるようになる
・基本の表現を使い倒す
・できるだけ簡単な単語を使う
・できるだけ簡単な文法を使う
・英語で反射的に答える練習をする
です。
日本語を英語に変換しているとどうしてもスピードが遅くなります。
難しい日本語を無理に英語にしようとすると、知らない英単語を使う必要が出てきてしまいます。
知らない英単語は調べればわかりますが、会話などで話している間は調べられません。
できるだけ自分が知っている単語の範囲で話すことが、英語のスピーキング上達の近道です。
よく使う単語は覚えていけば使えるボキャブラリーが増えるのでより話しやすくなっていきますが、中学校で習う簡単な英単語や文法の範囲でもかなり話せます。
英語が反射的に出せるようになるには反復練習が必要です。
スポーツと同じで、基礎練をしっかりやっておくと、その後の上達が早く、楽になります。
会話表現のアプリは無料で何度も反復練習できるので、
日常でも仕事でも使える生きた英語表現が収録されているので、回り道せずに上達できます。
有料のサービスだと
スタディサプリENGLISH(新日常英会話コース)
有料とはいっても月2100円程度で、無料アプリよりも質、量共に高いので、英語の上達が早くなります。
今なら7日間無料お試しができるので、今日からトライして、課金するかどうかはあとで決めましょう!
日常会話よりもう少しレベルアップを狙いたい方は
オンライン英会話のネイティブキャンプのカランメソッドが効果的です。
レッスン中はずっと反射的に英語を話すトレーニングになるので、短期間で英語脳が出来上がります。
英語を話すことの抵抗感がなくなってきたら、次は相手との会話ができる環境を準備しましょう。
英語のスピーキング力を最短で爆上げするためのロードマップ【初心者向け仕事で使える英会話力】の記事の後半で、英語を話す環境づくりについてご紹介していますので、チェックしてみてくださいね。